Open Awareness Dialogue

Matrix Reimprinting

  • 次回は2024年秋を予定しています

Matrix Reimprinting(マトリックス・リインプリンティング)は、EFTマスターであるカール・ドーソン氏によって、EFTを発展させたバージョンとして生み出された、世界はエネルギー・フィールドによって創造されているという理解をベースにしているセラピーです。

私たちは皆エネルギー

量子物理学が出現する以前は、固体をベースにした世界観が一般的でした。木、人、道具、動物、家など、全ての物質は固体であり、ある物質は他の物質より固体性が強いと信じられていました。人体よりは鉄、動物よりはコンクリート、という具合です。概して、物質は変わることのない質量として捉えられていました。

しかし量子物理学が私たちに教えてくれたのは、簡単に言えば、世界は今まで考えられていたように固体ではないということです。 世界はエネルギーで構成されていて、またそのエネルギーは、粒子性と波動性を有していると理解されています。つまり、世界は常に流動的であり、固体の世界観は幻想と考えられます。

記憶は量子フィールドにある

マトリックス・リインプリンティングでは、記憶は脳ではなく、エネルギー・フィールドに情報として記録されているという理解をベースにしています。マトリックスという統一されたエネルギー・フィールドに対して、個人のフィールドをローカル・フィールドと定義し、その人の記憶、思い、感情すべてがフィールドにあると考えられています。

潜在意識にある思いや感情

ローカル・フィールドとは、言い換えれば、個人の意識全体を指します。とくに潜在意識に刻まれた記憶、思い、感情は、それらが解放されたり、変化するまで私たちの人生、健康、あらゆる面に影響を与えます。

過去を変えて、新しい未来を創る

マトリックス・リインプリンティングでは、この潜在意識にアクセスし、過去のネガティブな感情や思いを癒し、記憶のイメージそのものを変えることが出来ます。ここで、過去、未来と言及していますが、マトリックス上には、時間は存在せず、従って過去も未来もなく、いまここだけがあると考えています。従って、過去に傷ついた私は、マトリックス上にエネルギーのホログラムとして現在進行形で生き続けています。そのため、ある記憶を思いこすと、当時の感情が昨日のことかのように蘇ってくるわけです。

しかし、現在進行形で生きている傷ついた自分を癒すことで、今までと同じパターンを繰り返すことがなくなり、従って、新しい現実を創造していくことができます。

マトリックス・リインプリンティングとEFTとの違い

  1. EFTは往々にして、ネガティブな感情を取り除いた後にすき間を残してしまう。マトリックス・リインプリンティングは、そこに新しいポジティブなイメージを刷り込める。辛かった記憶を思い出すと、新しいポジティブなイメージが浮かび、ポジティブな感情が沸く。
  2. EFTは自分自身にタッピングをするのに対し、マトリックス・リインプリンティングはエコーにタッピングをする。言い換えれば、潜在意識にダイレクトにワークしているため、深いレベルで癒しが起こせる。
  3. エコーと直接対話をすることで、これまで意識上では気づいていなかった信念が分かるなど、大きな気づきを得られることが多い。
  4. EFTが感情解放を目的としたツールであるのに対し、マトリックス・リインプリンティングは感情解放にとどまらず、信念の書き換えも目的としている。マトリックス上の信念を書き換えることで、人生も変革できる。
  5. ダイレクトに潜在意識にワークするため、感情解放のスピードが速く、また解放後その効果が恒久的である。

マトリックス・リインプリンティングが扱えるもの

扱える対象はEFTと同じですが、特に下記の点に優れています。

セルフヒーリングに

マトリックス・リインプリンティングのやり方を習うことで、自分自身で潜在意識にアクセスすることができるようになります。自分自身の深いところを知り、癒していくことで、自分への理解、愛が深まっていきます。また、不意の出来事が起き、精神的にパニックになっても、自分自身で対処することができるようになります。

プロのカウンセラー、セラピストの方に

EFT同様、マトリックス・リインプリンティングもあらゆるカウンセリング、セラピーと併用して使うことができ、さらにセッションの効果を高める強力なサポートとなります。また、マトリックス・リインプリンティングは、特にクライアント自身が、その場でシフトを感じられるため、カウンセラー、セラピストにとって、その効果が図りやすく、その意味で信頼できるツールです。

受講資格

マトリックス・リインプリンティングのプラクティショナーコースを受講するには、JMETのEFTのレベル1&2をすでに受講していることが条件です。

取得できる資格

コースを終了した方は、マトリックス・リインプリンティング・プラクティショナーの資格が取得できます。